小学校高学年(6年生)女の子 八重歯と前歯のデコボコとした歯並びをブラケット装置、機能的顎矯正装置、MFTで改善し、口も自然に閉じられるようになった症例
治療前
治療後
写真① 小6 2020.7
写真➁ 拡大・前歯並替え装置
写真③小6 2021.3 拡大・前歯並替え終了、
ファンクショナルアプライアンス スタート(出っ歯を治す)
写真④中1 2021.10 出っ歯・口元改善
写真⑤ 中1 2022.12 ファンクショナルアプライアンス継続中
はじめのご相談 | 「八重歯と前歯が出ているのを治したい」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 診察したところ、上顎骨および上顎前歯が出ているタイプの出っ歯・過蓋咬合(噛み合わせが深い状態)、上顎前歯に凸凹がある状態でした。 また、口元は突出しているため、閉じない状態でした。 上唇小帯(上前歯の歯茎にあるヒダ)の肥厚(厚い状態)があるものの、正中離開(上の中央の歯と歯の間に隙間がある状態)はありませんでした。 |
行ったご提案・診断内容 |
治療開始時期と治療方法について、患者様の状態から以下のようにご提案しました。
初診時患者様は小6で、生え変わりで乳歯が3本しか残っておらず成長後期と考えられました。 <成長期治療から進める治療の場合(成長時期にお口の環境を整える治療)> <咬合治療のみ行う場合> 上記を検討した結果、患者様は成長期治療からの治療をご希望されました。 |
治療期間 | 7か月 詳細:小6から治療開始(成長期治療の動的治療期間)、その後ファンクショナルアプライアンスを使用(写真➁~)し、現在に至ります。 |
おおよその費用 | 成長期治療:¥462,000 |
術後の経過や現在の様子 | 術後の経過は良好です。(写真④・⑤) 出っ歯・叢生・口元の改善まで進んだので、今後の咬合治療は非抜歯治療で行う予定です。 |
治療のリスクについて | ・凸凹(でこぼこ)や口元の突出が残る場合は、抜歯治療へ移行します。
・矯正治療に伴うリスクとして、歯ブラシ不足による虫歯・歯周病、装置による違和感・痛み、口内炎、話しにくい・食べにくい、歯肉退縮、歯髄壊死、歯根吸収、顎関節症の悪化などがあります。 |