小3からの過蓋咬合、凸凹(でこぼこ)、口が閉じない治療

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①初診
3年生:過蓋咬合、凸凹(でこぼこ)、口唇閉鎖不全

➁スタート:拡大・前歯並替え装置。3年生:QH・BH・ブラケット

③4年生:拡大・前歯並替え終了、口を自然に閉じられるように改善
モノブロック装置(咬合誘導装置)へ移行

治療前

改善後

治療前は、唇と顎に力を入れないと口が閉じられなかったため、閉じたときに顎に力がはいって下唇下方の彎曲形態が悪くなっていましたが、改善後は自然に閉じられるように改善しきれいな彎曲になっています。

はじめのご相談 前歯のでこぼこを治したい
カウンセリング・診断結果 写真①参照
上の前歯が下の前歯を8割ほど被っている過蓋咬合で上下ともアーチが小さく、前歯に凸凹があります。精密検査の結果、これは上下顎前歯が内側(べろ側)へ傾斜しているのが原因だとわかりました。
口元は自然に閉じることができなく、上唇が突出しているように見えます。
舌が飲込みなどで正常に機能していない疑いがあります。
行ったご提案・診断内容 成長期に行う治療と咬合治療をご提案

過蓋咬合はよく咬み合っていてよさそうに見えますが、上の歯が下の歯を覆いすぎているため下顎が動きにくく咀嚼が苦手な咬み合わせです。また、下顎の適正な成長が出にくく、適切な成長とともに改善する口唇閉鎖不全が残ってしまうため、成長期に過蓋咬合を改善して、適正な咀嚼と成長が出るような環境にします。

咬合治療の抜歯・非抜歯は、咬み合わせ、凸凹の量、口元の突出度合が大きくかかわるため、成長期治療で出来るだけいい状態に改善することを説明し、以下の成長期治療を提案しました。

成長期治療(成長時期にお口の環境を整える治療)で、
①出来るだけ歯の並ぶスペースを作る(拡大)
②拡大による顎顔面の適正な成長効果で口元を改善する
③咬み合わせや叢生を悪化させる口呼吸などの癖を治す
・QH(写真➁):上の歯の裏側につける装置で、歯列の形を修正し、永久歯が入るスペースを作る
・BH(写真➁):下の歯の裏側につける装置で、歯列の形を修正し、永久歯が入るスペースを作る
・ブラケット(写真➁):ワイヤーを装着し、上下の前歯4本をきれいに並べる
・MFT:舌や口唇などが正しい動きやポジショニングで機能し、鼻で呼吸できるようにする練習で、毎日おうちでいい状態が習慣付くように練習を継続してもらいます

咬合治療(歯並びを整える治療)
・モノブロック(咬合誘導)装置:上下の永久歯を適切な位置へ誘導し咬み合わせを改善する就寝時に使用する装置
・必要によりマルチブラケット法へ移行

治療期間 成長期治療:動的治療期間:16か月(小3~小4)
咬合治療:モノブロック(咬合誘導)装置へ移行、使用中
     必要によりマルチブラケット法へ移行予定
おおよその費用 成長期治療:42万+TAX
咬合治療:57万+TAX
術後の経過や現在の様子 術後の経過良好:成長期治療後でアーチの拡大、過蓋咬合の改善を行い口唇閉鎖不全まで改善しました(写真③)。現在、モノブロック(咬合誘導)装置へ移行し就寝時に使用中です。
治療のリスクについて 中学生で、凸凹(でこぼこ)や口元の突出が残る場合は、抜歯治療へ移行します。
その他、矯正治療に伴うリスクとして、歯ブラシ不足による虫歯・歯周病、装置による違和感・痛み、口内炎、話しにくい・食べにくい、歯肉退縮、歯髄壊死、歯根吸収、顎関節症の悪化などがあります。