中学生の矯正治療 海外で矯正治療をスタートした帰国後に矯正治療を再開した症例

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①6年生 12才7か月:上顎左右4既抜、パラタルバー、リンガルアーチ

➁使用装置


マルチブラケット法:ブラケット+ワイヤー


マルチブラケット法:ブラケット+ワイヤー


BH


QH

③中学3年生 14才8か月:治療経過、動的治療終了前

④中学3年生 14才11カ月:2020.4~2022.5

はじめのご相談 海外で上顎左右4抜歯済、上顎パラタルバー、下顎リンガルアーチ、マルチブラケット法で矯正治療を行う予定でしたが帰国が決まったため上顎左右4抜歯、パラタルバーとリンガルアーチセットのまで行い帰国、帰国後は当院で継続治療を希望
カウンセリング・診断結果 上顎が突出したタイプの上顎前突
アーチはV-shaped arch
上顎左右4が抜歯された状態
行ったご提案・診断内容 現状の歯数でアーチ茎状の修正および歯の並べなおしで、咬合改善を行う計画
・上顎左右4抜歯済
・上顎はパラタルバー(写真①)ではアーチ携帯の修正・拡大ができないためQHへ変更(写真➁):アーチの形状修正(拡大)や奥歯が前に移動しないように歯止めをする装置です
・下顎はリンガルアーチ(写真①)ではアーチ携帯の修正・拡大ができないためBHへ変更(写真➁):アーチの形状修正(拡大)や奥歯が前に移動しないように歯止めをする装置です
・マルチブラケット法:全ての歯にブラケットを着けて歯を動かす治療方法(写真➁・③)
・顎間ゴム:補助的に使用するゴムです
・MFT:上記と併行して、正しい機能:ベロ(舌)の位置、飲込み方、鼻呼吸、姿勢などの習慣付けを行います
・保定装置:動的治療後は保定装置で歯列形態や咬み合わせを維持、安定させます
治療期間 2年1ヵ月(動的治療期間)、現在保定中
おおよその費用 咬合期治療:90万+TAX
術後の経過や現在の様子 上下とも十分拡大され経過良好、現在リテーナーで保定し経過観察中
治療のリスクについて 矯正治療に伴うリスクとして、歯ブラシ不足による虫歯・歯周病、装置による違和感・痛み、口内炎、話しにくい・食べにくい、歯肉退縮、歯髄壊死、歯根吸収、顎関節症の悪化などがあります治療後適切な保定を行い経過観察が必要です
また、治療後も舌を上顎の正しい位置に置き、口を閉じて鼻呼吸をすることを習慣づけることが必須です
上記を行わないとスペースや歯のねじれなどが生じます